ANAマイルとSFC修行と

2016年にANAのSFC取得を目指しています。SFCの情報、ANAマイルの情報、他お得情報、旅行情報などを紹介します。

海外赴任前にやるべき7つのこと

私は2014年8月に海外赴任しました。その際の準備が結構大変だったので、教訓を含めて「海外赴任前にやるべき7つのこと」として紹介します。いずれも当たり前のことですが、これらをいかに計画的にこなすかが重要となります。

1 退去手続き

 世帯ごと引越す場合、賃貸契約の解約(1ヶ月前まで等期限設定があるので注意)に加え、電気・水道・ガス・インターネット(回線会社・プロバイダ)・電話等のユーティリティ契約を解約する必要があります。インターネットに関しては国内引越の場合違約金が徴収されるケースが多いですが、海外への引越だと免除されました(NTT東。証明書類のFAXが必要)。

2 各種サービス解約・変更手続き

 個人によって違うと思いますが、月会費や年会費をとられているサービスは一度全て見直して、解約・変更が必要か判断します。携帯・クレジットカード類がメイン。また住所登録しているものは実家等の住所に変えておきます(郵便の転送は1年間のみ。どういった郵便物が届いているか数ヶ月程度チェックしておきましょう)。私は携帯は解約することとしましたが、最近は月数百円で番号・メールアドレスを残しておけるサービスもあるようです。またsimロックの携帯をお持ちの方は海外使用のためにsimロック解除しておくことも重要ですね(最近の機種であればキャリアに頼めば可能です)。

 私の場合、クレジットカード類はメイン使用の一つを残して年会費がかかるものは解約しました。特にJCBやAmexは海外での使用は制限されますので、年会費を払い続けるメリットは良く考える必要があります。無料のカードもこの機会に見直すといいかもしれません。加えて、銀行口座・クレジットカードはネットから明細確認・振込等できるように申し込んでおく必要があります。

 なお海外滞在中のクレジットカード発行は難しいとの一部情報がありますが、(国内に受け取ってくれる人がいるなら)なんら問題ありません(複数カードで実践済み)気をつけるべきは本人限定受取型の郵便で、これは本人が本人確認書類を持った上で受け取りが必要なものですが、クレジットカード発行では通常用いられません。

3 行政手続き

 住民登録の解除(1/1時点での国内住所有無をベースに7月以降住民税が課税されます)、運転免許早期更新(赴任中に更新日を迎える場合)・住所変更(海外赴任中の本人確認書類になりますので、確実に住所変更しておく必要があります)、郵便の住所変更などです。

4 渡航手続き

 会社がやってくれる場合が多いと思いますが、チケット手配、旅券・査証(ビザ)取得です。ビザは国によって時間がかかるので十分余裕を持って行いましょう。

5 病院・予防接種

 赴任先の医療事情によりますが日本ほど安くて信頼がおける国は他にないので、常備薬を処方してもらったり、歯を総チェックしてもらっておいたほうがいいです。特に歯の治療は途上国では困難、先進国ではバカ高いことが多く、十分前から歯医者に行き虫歯を治しておきましょう。また途上国の場合予防接種が必要です。会社から指示がある場合もあると思いますがA型肝炎・B型肝炎・破傷風・狂犬病・日本脳炎・腸チフス・黄熱病などです。肝炎予防接収等は時間をあけて3回うつ必要があるので2-3ヶ月前くらいからは開始したほうがいいです。

6 荷物仕分・引越

 やはりこれが大変です。手荷物・機内預けで持っていく分、新住所に海外配送する分、実家等に送り保管する分、処分する分の仕分けを行います。赴任先の住宅が家具備え付けかどうかで変わってきますので、事前に赴任先の同僚等に確認しましょう。海外配送はそれなりに高いので綿密な計画をたてた方がいいです。飛行機の荷物エクセスは非常に高いので問題外。処分する分については時間があればヤフオクで売却を利用してもいいですがなければリサイクルショップが便利。たいした値段はつきませんが持っていってくれるだけで助かります。

7 両替

当面必要となる費用は両替して持っていきます。米ドルかユーロでしょう。大きいのが住居費用。結構な額になるのでどこで両替するかは検討が必要です。最もレートがいいのはFXを利用した空港引渡サービスだそうですが(参考サイト)、今回は空港窓口が開いている時間のフライトでなかったこともあり、見合わせることにしました。とはいえ空港や銀行で両替すると1ドル当たり3円ほど手数料がかかってしまいます。金券ショップでは1ドル2円程度ですので金券ショップで替えることとしました。レートがいいときに替えたいのですが当然そんなの分かりませんので、ちょっとずつ日を変えて両替することでリスクを軽減することができます。

 

以上思いつくままに書きました。赴任が分かった時点から上記のことを頭に入れて計画をたてましょう。色々とやることはありますがお世話になった人たちに挨拶するのも忘れずに。