ANAマイルとSFC修行と

2016年にANAのSFC取得を目指しています。SFCの情報、ANAマイルの情報、他お得情報、旅行情報などを紹介します。

月18,000ANAマイルの壁を越える方法(ソラチカルート以外のANAマイル獲得方法)

しばらく更新が滞っていました。SFC修行は絶賛継続中なのですが、修行経過を書いてもあまり付加価値ありませんし、新たなネタもほとんどないのが実情です。そんななか、最近の悩みである「ANAマイル不足」について少し考察しましたのでまとめておきたいと思います。

ANAマイル不足といってもソラチカルートによる毎月18,000ANAマイルは順調に稼いでいます。これはなんといってもハピタスの友達還元ポイントが大きい。毎月2万ポイント以上入っています。ありがたや。

 ソラチカルートの基本は以下記事を参照してください。

悩んでいるのはその 「先」です。つまりソラチカルート以外のANAマイルの稼ぎ方。なぜそんなにマイルが必要かというともちろんSFC修行のためです。なるべく支出を少なく修行を終えるためにANAスカイコインを利用して航空券購入を行っているのですが、スカイコイン捻出ペースが航空券の発券ペースに間に合っていません。そもそも、5万プレミアムポイント(PP)をポイント単価10円/PPで貯めるとして50万円=50万スカイコインの支出が必要になるのですが、ANAスカイコインのマイルからの交換率は最大1.7倍、したがって約30万マイルが必要になるのです。ソラチカルートで捻出できるマイルは月に18,000マイルなので年間216,000マイル。全然足りません。修業中に貯まるANAマイルもあるのですが途中家族の旅行でマイルを使う等の不測の事態もありますので、修行のどこかで絶対的にANAマイルが足りなくなるという事態は容易に想像できます。

まさに私の今の状態がそうです。1月からすでに11万ANAマイルをスカイコインに交換・使用済ですが、この先予定しているフライトでは(この後も月18,000マイルを継続獲得できるとしても)スカイコインが足りないのです。そこで、前置きが長くなってしまいましたが、ANAマイルをソラチカルート以外で貯める方法を比較してみました。

1.クレジットカードのポイントから交換

王道です。ポイントサイトの存在を知るまでは私のメインのマイル獲得方法でした。ことANAマイルに関しては、以下の2枚のクレジットカードが換算率トップでしょう(プラチナカードを除く)。

・ ANAワイドゴールドカード

現在の私のメインカードです。通常設定で1円=1マイル、リボ払いを小額でも毎月行うと1円=1.3マイル(ボーナスポイントをソラチカルートに乗せると1.4455マイル)、前年度の利用額に応じて通常ポイントに加えて1円につき0.06-0.18マイル(これまたソラチカルートに乗せると0.08-0.26マイル前後)が付きます。またちょくちょくやっているキャンペーンも魅力的で私は入会キャンペーンで24,000マイル稼ぎました。(参考→

メインカードをANAワイドゴールドカードに変更する理由)。私の場合、リボ払い設定は面倒ですが毎月調整するとして、ソラチカルートは上限に達していて使えない前提ですので、1円=1.3マイル(前年度50万円未満決済)−1.48マイル(前年度300万以上決済)ということになります。(追記→6月から新たな入会キャンペーンを実施中で、なんとワイドゴールドカードは今回33,000マイルも獲得できるようです。

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・ SPGアメックスカード

マイル換算率は1円=1.25マイル(2万ポイント以上を交換した場合)なのでANAワイドゴールドカードに比べると少ないですが、JAL等の他のマイレージプログラムにも移行可能というメリットは大きいです。私自身も2年間フルにつかいました。高額年会費(31,000円)を相殺するメリットである無料宿泊特典を使う見込みがなかったので今年度からメインカードを上記ANAカードに移しましたが、年1回は旅行で良いホテルに泊まるという方はこちらのカードがオススメです。ポイント使用期限がないのも大きなメリットです。(参考→

メインカードにスターウッド・アメックスカードを推薦する理由

 クレジットカード決済によるこの方法は着実ですが、自分のカード利用額以上にはどうあがいてもなりません。せいぜい年間数万マイルというところでしょうか。

2.他のポイントサイトルートの利用

ソラチカルートとはメトロポイントを介したルートで、メトロポイントの交換上限(月20,000ポイント)が影響して獲得ANAマイルに上限が出来てしまうのでした。ではメトロポイントを介さなければ良い、という発想で他のポイントサイトを見てみます。代表例としてPeXからのポイント移行換算率をみてみると、以下の3つがそこそこの換算率であることが分かります。

・Pex→セシールポイント→Gポイント→ANA VISAカード→ANAマイル ルート(0.57倍)

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・PeX→nanacoポイント→ANAマイル ルート(0.5倍)

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PeX→Tポイント→ANAマイル ルート(0.5倍)

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ソラチカルートは換算率0.9倍ですのでずっと換算率は下がってしまうことになりますが、ソラチカルートが使えない以上検討の必要があります。ここで重要になるのが、1マイルの価値を何円にとらえるか、ということです。0.5倍の換算率ということは2円を1マイルに交換、0.57倍の換算率だと1.75円を1マイルに交換しているということに他なりません。したがって、1マイルの価値は1.75円以上あると思っている方は上記Gポイントルートの利用価値があります。私の場合、SFC修行のためのANAスカイコイン捻出が目的ですので、必然的に1マイル=最大1.7円ということになります。Gポイントルートのマイル価値より低いので利用する意味がありません。このルートを使うメリットがある方は、マイルをスカイコインでなく特典航空券に用いる方ですね。

まとめると、0.9倍のソラチカルートが最優先、メトロポイント交換上限に達した人で1マイル=1.75円以上の価値判断をする人はGポイントルートを追加利用するのが有効、となります。

3.新たなソラチカルートの作成

最後に紹介するのは奥の手です。ソラチカルートをもう一個作ってしまおうという発想です。といっても一人が2アカウント作ることは基本的にどこのポイントサイトでもできません。新しくカードやアカウントを作るのは信頼の置ける家族、ということになります。完全に別ラインでポイントを貯めるけれどもANAマイルはファミリーマイルの存在によりマイル統合できるので、実質メトロポイントの上限を倍である月40,000ポイント(36,000ANAマイル)にすることと同義と言えます。もしこれが決まれば年間43万マイルという莫大なマイルを稼ぐことが出来ます。

夢のような話ですが、リスクももちろんあります。一番大きなリスクは家族がどの程度ポイントを稼げるか未知数ということでしょう。妻や子であれば自分がコントロールすれば良いかも知れませんし、友達還元ポイントをあてにしている方はブログのリンク先を家族のアカウントにすり替えれば良いです。そうすると新しくできた友達は家族アカウントに追加されることとなります。ここで一つ注意なのは、ハピタスの場合友達数に応じて還元ポイントが変わることです。家族アカウントは友達100人になるまで還元率は40%未満となります。自分のアカウントで高還元率のポイントを貯め続けるか、低還元率だけれども家族アカウントで貯めるか、は一考の必要ありでしょう。すでに友達が何百人もいて自分のアカウントでこれ以上ポイントが増えても、、という方は家族アカウントを作れば良いでしょうが、私のように友達数十人以下という場合は、自分のアカウントで貯め続けた方が良いかも知れません。きっとそのうち月2万ハピタスポイントを下回る月が来るでしょうから。。

 

以上代表的なソラチカルート以外のANAマイル獲得方法でした。もちろん他にも各種キャンペーンであったり、ANA提携店でのショッピングだったりのマイル獲得方法がありますが継続的に貯めるという意味では上記3つが主になると思います。